刈り取った田んぼに、レンゲのタネを蒔いて来ました。
今、週一で農業研修をしています。
山野草を始めてから、その生育状況を見ることの大事さに気づき、友人の農家さんにお願いしています。
無農薬の有機農法をしている方ですが、変わっているのはコンパニオンプランツという手法で、虫の嫌う香りを持つ植物を並んで植えて、農薬を使わないで虫の害を減らすという手法を取っているのです。
一切の虫を殺さないことで、独壇場を作らず天敵による駆除をする。
その哲学に惚れて、研修をお願いしています。
週一回。それもお店のある日の早朝のみなので、わずかな時間ですが、やはり体験することの大切さをしみじみと感じます。
写真は、刈り取った田んぼに蒔く、レンゲのタネを広げているところです。
今はほとんど見られなくなったそうですが、収穫後の田んぼにレンゲを巻き、田植え直前に漉き込み、それを肥料とする。そういう農法だとか。
春には一面にレンゲの花が咲き誇る、美しい景観も素晴らしく、植物を上手に使う考えに、いちいち感動するシェフです。
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