top of page
  • あしぇっと八ヶ岳

新・ピンチの食べ方(6)展開する料理

一度の仕込みで、何種類のメニューを作れるか?


災害時。

手に入る食材に制約のある時は、煮込み系のメニューがおすすめです。


それは、


1)かさを増すことが容易


2)手間が比較的容易


3)おすそわけしやすい


4)体を温めてくれる


5)派生的に料理を広げられる




「派生的に料理を広げる」とは、例えば、


肉じゃがのベースを作り、


まず初日は、必要な分だけ醤油と味醂で肉じゃが。


二日目は、ベースにカレールーを入れて、カレーライス。


三日目には、牛乳かシチュールーを入れて、シチューに。


のように、同じものを元に、見た目を次々変えてゆくことです。


これだと一回の仕込みで、3日間の料理の準備ができます。



目先を変えるだけで、気分が代わり、食べる人を幸せにしたり、ほっと癒したりできる。


料理の力は、ピンチの時こそ、おおいに発揮されるのです。


閲覧数:103回0件のコメント

最新記事

すべて表示

新・ピンチの食べ方(8)つながる食卓、つながる人間関係

災害時に、もっとも恐ろしいのは、 パニックとヒステリー。 逆に、災害時にもっとも頼りになるものは、 人間関係です。 被災者になった東日本大震災では、都会暮らしでご近所付き合いもない僕は、精神的に完全に孤立しギリギリまで追い込まれてしまいました。 実際の被害の大小とは関係なしに、情報が溢れている現代では、きちんとした人間関係を作らないと、孤立してゆきます。 それは、思考が作りだす、危険な孤独です。

新・ピンチの食べ方(7)インスタントは最後の手段

災害時、または災害に備える時に店頭から消える食品の代表格の一つが、インスタントラーメンに代表されるインスタント食品です。 お湯を注ぐだけで、あっという間に一食分が出来上がる素晴らしいものです。 インスタントの良さは、 1)輸送が簡単 温度調整も、取り扱い注意もあまりなく、きちんと箱に治り、大量輸送にも向いています。 2)調理が簡単 基本、熱湯を注ぐだけです。小学生高学年程度なら、一人でも可食状態に

bottom of page