食材の勉強に行って来ました。
天然きのこについてです。
シェフにとって、食べることは勉強なのです。
冗談ではなく、調理方法や盛り付けなどの表面的なことから、様々なことを感じて、記憶にインプットします。
特に天然食材、それも野草や天然キノコを取り入れていると、
「体験しているか?(食べているか?)」
は、如実にメニューに差が出ます。
栽培されたものとは、まるで違うもの。
そう表現しようがない味覚、印象には、わかったつもりでも、毎回毎回新鮮な驚きを禁じ得ません。
食べ物は、味、栄養素で語られますが、それ以外に力というか生体エネルギーの差まで感じます。
過酷な環境で生き抜いているものは、守られている栽培物には感じない「力」を感じます。
この「力」を認識しだすと、天然物は多く食することができなくなります。
この感覚はとても面白いです。
誰かこの「力」を科学的に解明してくれる人がいないものでしょうか?
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