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あしぇっと八ヶ岳

新・ピンチの食べ方(5)ひらめくレシピで乗り越える

 災害時は、いつものように買い物はできません。

物流もままならず、食材が不足することは多々あることです。


ですから、いつもレシピどうりの買い物ができないケースの方が普通となってしまうでしょう。


ないからできない。

そう思うことが、さらに自らを追い込んでしまいます。


そんな時こそ、これまでの枠を超えましょう。

ひらめきで、新しいレシピを作り出すのです。


「今、手元にあるものだけで、なにができる?」

「あのレシピと、このレシピを合わせたら、どんな料理になる?」


実験のように、配分、食材を変えて、楽しみながら、料理して見ましょう。


例えば、一升のお米で100人の人を食べさせることができるか?


そんなクイズのように、頭の体操することで、その時を切り抜けるメニューが生まれることがあります。


例えば、肉じゃが。

この料理がの起源は戦前の日本海軍です。

将軍に留学先のイギリスで食べたビーフシチューを作るように命じられた日本海軍のコックが、手元にあるもので考え出したメニュー。

元のメニューとはまったく違うものですが、このメニューはいまや日本料理と言えるほどの馴染んでいます。



追い込まれて、開き直る時。

考えて、考えて、考え尽くした後。

こんな時にブレイクスルーが生まれるのです。

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