災害時は、いつものように買い物はできません。
物流もままならず、食材が不足することは多々あることです。
ですから、いつもレシピどうりの買い物ができないケースの方が普通となってしまうでしょう。
ないからできない。
そう思うことが、さらに自らを追い込んでしまいます。
そんな時こそ、これまでの枠を超えましょう。
ひらめきで、新しいレシピを作り出すのです。
「今、手元にあるものだけで、なにができる?」
「あのレシピと、このレシピを合わせたら、どんな料理になる?」
実験のように、配分、食材を変えて、楽しみながら、料理して見ましょう。
例えば、一升のお米で100人の人を食べさせることができるか?
そんなクイズのように、頭の体操することで、その時を切り抜けるメニューが生まれることがあります。
例えば、肉じゃが。
この料理がの起源は戦前の日本海軍です。
将軍に留学先のイギリスで食べたビーフシチューを作るように命じられた日本海軍のコックが、手元にあるもので考え出したメニュー。
元のメニューとはまったく違うものですが、このメニューはいまや日本料理と言えるほどの馴染んでいます。
追い込まれて、開き直る時。
考えて、考えて、考え尽くした後。
こんな時にブレイクスルーが生まれるのです。
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