一般に売られている食べ物には、2種類あることをご存知でしょうか?
1つは、食材。
もう1つは、食品。
食材とは、材料。これから料理でいかようにも変化できるもの。ただすぐには食べられないものでもあります。
野菜やお米、お肉、お魚など。
食品とは、あと食べるだけのもの。すぐに食べられる便利なものです。ただここからの展開の余地はあまりないです。
お弁当や、インスタントラーメン、お惣菜など。
どちらが良い悪いなどではなく、性格が違うということです。
保存性、手間、応用範囲。それぞれに長所と短所があります。
これを知っているだけで、災害時の対応力に大きな差が出ます。
電気、水などのライフラインが止まっている時には、食材を食べることは困難になります。食品のすぐにいつでも食べられる機能は、命を繋ぐものとなります。
逆にライフラインが動いているのに、インスタント食品ばかり食べていると、体力と精神力が落ちます。
あなたが買い物カゴにいれているものは、食材ですか?食品ですか?
少しだけ意識する癖をつけることで、災害の時に切り抜ける力がついていくのです。
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