天然きのこの勉強に、マダムと行って来ました。
先生は、八ヶ岳では超人気店である「仙人小屋」のオーナー。通称、自称「仙人」です。
子供のころから親と山に入っていた、山の生き字引。
毎日4時起きで山に向かっている70歳を超えても現役のまさに仙人。
今年は十五年ぶりの全国的な天然きのこ不作の年。
例年は毎週のようにある、このきのこ教室も今年は2回しか企画されていない状況。
しかし、仙人の背中に学ぼうと、収穫以前に参加してきました。
仙人先導で、山を歩きます。
1時間おきに、それぞれがとったきのこを仙人の解説のもと鑑定。
図鑑何冊分もの知識で、次々に鑑定し解説する仙人のペースには、最初まったくついていけず、きのこの難しさを痛感しました。
しかし、1日見ていると、少しづつわかるものが増えてゆきます。
仙人は我々がプロであることを知っているので、乱暴な個性的な口調にも、後進に指導するコメントを次々と入れてくれます。
山がどう変わって来たかの生々しいお話は、そんじょそこらの方とは、雲泥の説得力を持ち、もっと聞きたい!という気持ちが吹き出します。
環境を知り、見つめつづけたうえで、語る。
その姿勢に多くを学びました。
もちろん、きのこもうちで使うには十二分の量を採取できて、素晴らしい1日でした。
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